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押見修造、最新作「血の轍」がとんでもない

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どうも、みなさまオハコンバンチワ。ペロでございます。

 

出ましたよ、ひっさしぶりにとんでもない新刊が。

 

押見修造氏の最新作「血の轍」

ぶっ飛んでます。

 

※こちらの記事は第1集の記事になっています!第2集はこちらで記事にしていますので興味がございましたらどうぞ!

www.bakaaruki.xyz

 

 

 

 

押見修造、最新作「血の轍」第1集

 あらすじ

周りから過保護だとからかわれるほどに仲の良い母子の長部静一、静子。
中学二年生の静一は従兄弟のしげるとは良く遊ぶ間柄で仲が良かったが、母との関係を過保護だとからかわれるのが不快だった。
夏休みのある日、長部一家は、伯母一家や祖父母と共に登山に出掛ける。
休憩中、母の起こしたある行動により、静一の平穏だった日常は一変するのだった。

 いやね。 母の起こしたある行動によりってあるけどさ、

もうコレ行動ってレベルじゃないけどけね。


詳しくはネタバレになってしまうので是非買って読んでみて下さい。

そして大したアレじゃないのですが、本で買った人は是非カバーを外してみて下さい。

押見修造氏はホント芸が細かいなー!

 

押見修造「血の轍」は絵がとんでもない

大変申し訳ないのですが、「惡の華」以降「ぼくは麻理のなか」を少し読んだだけでしばらく押見修造ノーチェック過ぎて、絵の変貌に驚きまくっております。

 

とにかく母親の静子が美しく妖艶で、しかもキュートというとんでもないお母さんになってしまっておりまして。さらに静一くんのこと好きな女の子の吹石ちゃんがコレまた可愛い!

 

押見修造氏は10代の禁断のエロス的なもの描かせたらホント天下一品だな。

ほくろの位置とかストラックアウト並みにピンポイントで当ててくるよね。

 

実は第1巻じゃなく「第1集」って書いてあるのもグっと来てしまうのですが、この第1集には雑誌掲載時のカラー8ページを完全収録されており、コレがまたヤバいのですよ。 

 

手書きのセリフと見開きいっぱいの静子の笑顔。ソコから一転の静一の部屋。

 

これだけでもう準備運度はバッチリです。っていうか、押見修造氏ってこんなにスクリーントーン使わない人だったっけ?もう絶対「ガロ」とか好きでしょ?っていう絵になっててビックリです。(と思ったら案の定、中学生で『ドグラ・マグラ』や『ガロ』を愛読してたみたいですね)

 

どうやら画集も出てるみたいですね。

Amason ファムファタル 押見修造画集

 いやー。こりゃ買いですな。

その前に「ぼくは麻理のなか」と「ハピネス」を読み倒さねば。

 

押見修造「血の轍」その強烈な母性がとんでもない

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帯に何とも刺激的な「究極の毒親」のキャッチコピーが目を奪うのですが、ワタクシ教養不足で「毒親」は2ちゃんから派生したスラングかと思っておりました。恥ずかしい。。。。

毒親(どくおや)とは、過干渉やネグレクトなどによる児童虐待によって、一種の毒のような影響を子供に与える親のこと。「鬼親(おにおや)」ともいう。母の場合は鬼母(おにはは、きぼ)、毒母(どくはは、どくぼ)、毒ママ(どくママ)と称される。毒母の別名として、モラ母(モラはは)と称されることもある。

引用:Wikipedia

 そもそもアメリカの精神医学者、スーザン・フォワードの『毒になる親(原題:Toxic Parents)』から生まれた俗語らしく、意味すらちゃんと把握してなかった(涙)

 

ですが、まだこの「血の轍」第一集では毒親感はそんなに感じられません。

 でもあれか、過干渉と言う意味ではもう毒親全開か。うーむ。

 

ただただ静一を愛し心配し、守ろうとする静子の姿は周りからどれだけ過保護と言われてもボクには強烈な母性に感じられて、またその様がひどく美しく見えてしまう。

 

ただ、嘘をつくときの顏は少し醜く、その直後の静一を求めるその目の底知れぬ深さが狂気を醸し出していて、もうボクは静子に夢中です。

 

押見修造「血の轍」の轍の意味

 轍(わだち)とは車の通ったあとに残る車輪の跡」

ちなみにコレを轍(てつ)と読むと

「先人の通ったあと」つまり「先例」という意味になります。

 

この言葉遊びをどこまでどういう風に押見修造氏が使うのか。

非常に楽しみで仕方が無い!

 

このまま第2集も楽しみでございます!

今年はいいマンガが多いなー!