どうも、みなさまオハコンバンチワ。ペロでございます。
昨日「モンキーピーク」の記事を上げたばっかりで「またこんなんかよ!」と思われてしまいそうですが
またこんなんです。
動物パニックアクションコミック「ジンメン」を今日はご紹介します!
今回もネタバレは極力しないでご紹介しますので安心して下さいませ!!
それでは!いってみよう!
マンガ「ジンメン」あらすじ
戦慄!アニマル・パニック・ホラー開園!
転校で七年ぶりに故郷へ戻ってきた動物好きの主人公・神宮マサト。
幼馴染みの女子高生・ヒトミをデートに誘い、訪れた動物園で
二人は人間の顔が付いた動物に突如襲われてしまう・・・
逃げ惑うマサトとヒトミ。しかし、それは彼らが思いがけない世界に
放り出される序章に過ぎなかったーーーー!!
動物が人類に反旗を翻す戦慄のアニマル・パニック・ホラー、堂々開園。引用 : Amazon
マンガ「ジンメン」は今までの異能系の逆のパターン
「テラフォーマーズ」や「キリングバイツ」など、「人間が動物の能力を使う」はもはや定番化しつつある異能設定になっていますが、「ジンメン」はその逆。
「動物達が人間の能力を使う」のです。
絵のエゲツなさに惑わされてイマイチピンと来ないかもしれませんが、コレがなかなかいい設定なんですよ。
人間の能力とは端的に言うと「コミュニケーション能力」。コレによって様々な種類の動物達が話し合いを行ないながら連携し、各動物の特性を活かしきる状態で主人公達を追い込んでいくのですが、コレがオッカナイオッカナイ。
ちなみに主人公のマサトくんは「動物だけが僕の友達さ!」というアニマルフリークなので、登場するオバケアニマルに「カバはあの体で時速40km以上で走るんだ!」など逐一報告してくれます。
これで「動物とかイヌネコくらいしか興味ないし。。」って人でも楽しめる仕様になっておりますね。優しいです。うんうん。
マンガ「ジンメン」は表紙で大損してる
そして強烈なのがこの絵。この表紙で食わず嫌いしてる人多いんだろうなぁ。まぁその食わず嫌いのうち85%の人は嫌いだと思うんだけどさ。
「ジンメン」はこんな表紙なので(すいません)「ハッピーピープル」みたいなものを想像してしまいそうですが、中の画は意外とまともで(ホントすいません)非常にスムーズにストーリーに入り込むことができます。
そして、さらに意外な事に泣かせに来る時も結構マジで時間をかけて泣かせに来ます。コレは多少読めてはいても、じっくりコトコトやられてついつい涙がでてしまう。
さらに、個人的に評価が高いポイントが「テラフォーマーズ路線」と葛藤しているところです。薬打って「うおおおおお!!」ってなって「説明しよう!ウーパールーパーとは!」みたいなアレ。
だって想像してください。「人間の顔を持った動物」vs「動物の力を持った人間」。なんやねん。「吉村家」vs「本牧家」かいな。そんなのやられたら一気に興醒めして全然どうでもいー感じでちゃいます
そこをね、巧みにかわしていく「ジンメン」ですよ。この辺の塩梅は是非実際に読んでみて下さい。「ぃよし!ココが限界!」というさじ加減のうまさが堪能できますよ。
マンガ「ジンメン」まとめ
いやー、気持ち悪い表紙についつい手を出してしまいましたが意外に良作でよかったよかった。みなさんも「見た目」に騙されず「中身」を堪能してみましょう!まぁ、第一印象がNGなのは大体最後にはNGになるんですけどね。
それでは!
また!!!!