どうもみなさまオハコンバンチワ。ぴぃでございます。
この間コーピングがてらヴィレッジヴァンガードを徘徊していましたら、久しぶりに一目惚れで買ってしまった本が2冊ありまして、今日はそのうちの一冊をご紹介したいと思います。
コーピングってなに?って人はこちらをどうぞ!
では、行ってみましょう!
大石まさる「キラリティ」
あらすじ
今からはるか未来の宇宙のどこか、またまたあのぶさかわ猫が騒ぎを起こす! ? 「ライプニッツ」シリーズ第2幕、本格スペースミステリー!
引用:Amazon
って、コレじゃどんな話か全く分からないのでストーリーを軽く紹介すると
舞台は「重力差別」がある世界で、小惑星帯の出身の双子が夢と自由を目指してハチャメチャをするというポジティブ全開のSFコミック。
生まれも育ちも0重力の二人は「地球人>月人>小惑星帯人」という格差社会の中、あの手この手で自由に向かって身分も隠し偽り、「ある目的」の為に着々と準備をし続ける。
このようなお話しになっております。
ちなみに、「キラリティ」とは
キラリティー (chirality) は、3次元の図形や物体や現象が、その鏡像と重ね合わすことができない性質。掌性。
引用:wikipedia
ですって。
へー。
大石まさる氏の「キラリティ」はこのまま是非映像化をして欲しい!
もう、何と言ってもこの絵ですよ一目惚れしてしまったのは!
そして帯のキャッチ!
「生まれも育ちも0グラビティ!「重力差別」のある世界で双子は自由を目指す!」
いやー、買いでしょ。もうこれは。
物語も背景や設定がものすごく緻密に作り込まれており、それでいて出てくる登場人物たちがみんな愛らしい!全てのキャラクターがポップに、けれども繊細に描かれているのですが、それを後押しするのがこの絵ですよ。もうたまりません。
なんか知んないけど、ヒロインがちょいデブなんですけど可愛いんですよ。いやマジで太いんですけど可愛いんです。なんだこれ。
はっきり言って、もうこのまま映画にして欲しいです。DVDとかブルーレイとかNetflixとかででたら間違いなくヘビーローテーションです。そのくらい絵と世界観のマッチングが素晴らしい。もう気持ちいい。
ポスターとかあったら部屋に貼っちゃうなー。デスコの隣とかに貼ってめちゃくちゃにしちゃうなー。ねーかなー。
あと、猫が超可愛い。
大石まさる氏の魅せ方がクセになりそうな「キラリティ」
大石まさる氏のマンガを読んだのは初めてなのですが、この最後の方で「ドドドッ」とまとめてバカバカ色々出してくる感じはちょっとクセになりそう。 良い意味ですよ!良い意味で!
特にこの二人の双子の夢というか、動機が素晴らしかった。ボク的にはかなりの高得点でございます。
ただ、読んだ後に気持ちの「グワっっ」と残るものはありません。
映画で言うならカンヌとかベネチアじゃなくて「アカデミー賞」みたいな。
ので、ヴィレッジヴァンガード徘徊大好き系の人はご注意下さい。マジでポジティブ全開の痛快SFコミックです。
あと、猫が超可愛い。
大石まさる氏の「キラリティ」はこんな人にオススメ
レビウス
この絵のタッチとか世界観とはレビウス好きな人にはたまらないと思います。レビウスも絵で読む人選んじゃう系なのですが、いいよねー。こういうマンガ好きな人が集まる飲み屋とかないの?新宿とかに。今度探してみようかな。
フルアヘッド!ココ
絵は全然違うタッチだけど、このポジティブ全開感はココが好きな人は行けるんじゃ無いかなー!フルアヘッドココもマジで人によっては全く響かないのでその辺もキラリティは似てると思うんだよなぁ。
ちなみにボクは当たり前ですが両方とも好きです。
しゃりばり
はいすいませんちょっと悪のりで入れてみました。
でも、まじめにしゃりばりの最後のオチとかトータルで見た世界観とか好きな人はキラリティの世界観も好きだと思います。が、キラリティの方がマジで読んだ後なにも残らないのでそのへんだけご注意下さい。
っていうか、この絵のしゃりばりの方が読んだ後にグワッと来るもんがあるって言うのも奇妙な話なんですけどね。
まとめ
いやぁ、あれですね。一目惚れのジャケット買いもやっぱりいいですね。
まあボクは発達障害なので買わないで一回家に買って後日もう一度行った時に買いましたけどね!発達障害はその場で絶対衝動買いするなよ!!
その場で買っていいのはマジで突きつけたヤツだけだからな!
それでは!また!