どうもみなさま、オハコンバンチワ。ぴぃでございます。
どうしましょうどうしましょう、今日はものすごい偏った記事なっちゃいます。
全国の「シティボーイズ」ファンの方々に朗報です。
「読むシティボーイズ」が登場しておりました。
その名も何の因果か「CITY」でございます。
あらゐけいいち「CITY」
あらすじ
一文無しの大学生・南雲の行くところ必ず何かが起こる。普通のCITYに住むちょっと普通じゃない人々。彼女が走ればCITYは回る、皆が繋がる。あらゐけいいちワールド全開のガールズ・ラン・コメディ開幕!
引用:amazon
実は、あらゐけいいち氏はずっと気にしていたんですよ。
「日常」っていう前作がアニメ化されておりまして、それもかなりシティボーイズ、ラーメンズ、モンティパイソン、三木聡作品の香りがヤバくて「こりゃあなんてこったい!」と驚いていたのですが、ここに来てここまで研ぎすました作品になるとは!
ちなみに日常はNetflixでも見れます!
ハッキリもう断言しちゃいますけど、初期の三木聡版シティボーイズが好きなあなた。
「CITY」はもう絶対に買いですよ。
あらゐけいいち氏の「CITY」はもうシティボーイズ
もうネタバレもあまりしたくないのですが、コレだけは言わせて下さい。
登場する主なキャラクターは
- 南雲さん
- 新倉さん
- 泉わこさん
主な主人公はこの三人です。
三人ですよ。
ハイ!いいですよ!コジツケですよ!
もう希望も混じった勘違いで結構です!
さらに、一巻で泉わこちゃんが、自分が作った神様にお供え物として
「パピコの先につまったパピコだけを集めたパピコ」をお供えします。
ビン蓋ジャムだー!!
これ、どうみてもビン蓋ジャムだー!(歓喜)
ハイ!いいですよ!コジツケでいいですよ!
もう希望も混じった勘違いでも結構です!
あの世界観がまた見れるなら何でも良いです!!!
その他にも泉わこちゃんは「早起きは三文の得」と早起きして恩恵を受けるのですが、早々に「三文の得」が集まってしまいキャリーオーバーしたため、一文も受けつけなくなってしまった一日を一文を返品してよりよい一文を受けるため奮闘します。
あーもーうずうずしちゃうよこういうどーでも良いヤツ!
完全に分かる人にしかわからない、分かったからといって別にどうでも良いこの感じがたまらなく気持ちいい!!久しぶりにマンガで大声で笑わさせて貰いましたよホント。
あらゐけいいち氏の「CITY」は笑えるだけじゃなく、涙も呼び寄せる
ココなのよ!ココがシティボーイズ感の中心なのよ!!
1巻に1つあるかないか、いや、大体ないな。って言うくらいの頻度で「ピシッ」って心にヒビを入れてくる鋭く、だけど痛みは全然ない一発。それも、本当に日常で使う言葉だけでそれをパシッと打ってくる。そしてすぐにヒットアンドアウェイで逃げていく。
この手法はもう、一度知ったら病み付きになることこの上ない。
ちなみにボクは「日常」も全巻読みましたし、アニメも全部見ました。
「日常」はコミックではこの部分は見られませんでした。アニメではチェイサーのムービーやエンディングテーマがその役割を担っていたときもあったと思います。
(日常はアニメの方が個人的にオススメ)
この「CITY」ではあの感覚がいい感じで表現されているので、ぜひこの病み付きの感覚を味わって下さい。
特に、3巻に収録されている32話の「神様ごっこ」は必見です。
あらゐけいいち氏の「CITY」がヤバいのは伝えづらい
もうこの作品すごく良いし好きなんだけど、シティボーイズ同様
他人にお勧めしづらい事この上ない。
「パピコの先につまったパピコだけを集めたパピコ」で爆笑してくれる友人が見当たらない。。。。
ので、シティボーイズ好きでどこからかこの記事を発見してくれた方がいらっしゃったら、是非このマンガを手に取って下さいませ。
こんなに偏った、だけどもこんなに良作なマンガはそうそうありませんよ!
うわぁー!!!オススメしたいけどしづれぇーーよぁーーー!!!!