どうも、みなさまオハコンバンチワ。ペロでございます。
今日はちょっとタイトルが気になってついつい手に取ったこちらのマンガのご紹介。
「ガカバッカ」でございます。
今回も極力ネタバレを避けて書いていますので安心してお読みください!
それでは!行ってみよう!
「ガカバッカ」あらすじ
死後に評価された不遇の天才画家、その名はフィンセント・ファン・ゴッホ。生きているうちに評価されなかったのが心残りすぎて、天国から現世の日本へ大脱走! 先に現世に降りていたピカソとともに、目指すは売れっ子漫画家!?
引用 : Amazon
※いつも通りアマゾンのあらすじを引用させていただいたのですが、2巻につながる内容などネタバレが結構ひどいので今回はちょっと文章削らさせてもらいました。
「ガカバッカ」は「画家ばっか」
と、いうわけで「ガカバッカ」は昔の天才画家たちが現代の日本に転生して
「俺たちの画力に物語がのったら天下れるんじゃね?」
という目論見でマンガ家を目指すというもの。
主人公はゴッホで友達はピカソというヘンテコなコンビが美大のマンガ学科でマンガを学びつつ、次々登場する「偉人画家」たちとあれやこれやとドタバタ繰り広げるのですが、やっぱり自分が好きな画家が出てくるとテンション上がるね。
あの画家同士のケンカや言い合いの時の「画家トーク」が結構面白くて、個人的に全然成り立ってない「絵しりとり」がかなりツボ。キュビスムとかシュルレアリスム入ってきたら完璧にしりとりなんかできないw
このへんのやり取りは、好きな人にはたまらないゆる〜い感じで好き嫌い別れそう。
「ガカバッカ」は全体のノリが「聖☆おにいさん」
はっきり言っちゃうと、全体的にもうノリが「聖☆おにいさん」なんですよね。これ。
ひとつひとつは面白いし絵とかもけっこう好きなんだけど、全体の雰囲気があまりにもイエスとブッダで「聖☆おにいさん」の方がかなり勉強して描かれてる分「ガカバッカ」は中村光氏の作品が好きな人にはちょっと物足りなさを感じてしまうかも。
ただ、「ガカバッカ」の中にも「中村光氏のことすきなんだろうなー」っていう描写がちらほら見られるので、いやな「ただのパクり」感はなく『あー!もうちょい!』みたいな「こいよ!」越えてこいよ!」となんか応援したくな感じなっちゃうんだよなぁ。
(ちなみに1巻最後に登場するキャラクターの服に「3-4」て書いてあってちょっと嬉しい。元ネタはニノさんですかねー)
出てくるキャラクターは偉人画家を使っているだけあり魅力的なキャラクターが多いので、このキャラを使って今後どうやってストーリーを動かしていくのかが「聖☆おにいさん」といい感じに離れられるポイントになると思うのでかなり気になるところ。
まだ1巻なのでこれからどうなるかもまだわかりませんのでこれからを期待して待ってみましょう。
こちらの方で試し読みができるみたいなので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
「ガカバッカ」まとめ
というわけで、全体的に諸手でオススメできる作品とは言いづらいのですが随所に感じる中村光臭に期待してばかあるき的に追っていこうと思います。
この手のマンガってビレバンとかで結構押してるけど、当たり外れ大きくて怖いからどうしても実物よりKindleとかになっちゃうよなぁ。まぁ好きな人には好きだからハズレっていうのも失礼なんだけどさ。
まぁ、その場の出会いは大事なのでインスピレーションで「これ!」と思ったら手にするのが吉なんですけどね。
それでは!また!