どうも、みなさまオハコンバンチワ。ペロでございます。
アニメでも話題になっていた「賭ケグルイ」の最新刊9巻が発売されましたが、コレが神回だらけの名巻になっていました。
今日は個人的な感情ぶつけまくりでこちらをご紹介していきたいと思います。
※今回はネタバレも含むので、是非注意してご覧下さいませ。
それでは!いってみましょう!
「賭ケグルイ」9巻 あらすじ
Amazon 賭ケグルイ(9) (ガンガンコミックスJOKER)
皇伊月と豆生田楓。二人の戦い、二人の"勝ち負け"。
陰喰・陽喰姉妹を夢子に代わって退けた芽亜里は、桃喰リリカとの取り決めにより100票もの大票を得る。
早乙女芽亜里と桃喰リリカ、二人の歪な関係――。
そんな華やかな選挙戦の影で、かつての敗者は何を思うのか?
美少女たちの学園賭博譚、信じ欺く第9巻。
引用 : Amazon
「賭ケグルイ」9巻で中心になるのはなんと「皇伊月」
こちらはアニメ版の皇伊月ですが、賭ケグルイを読んでいる人なら印象に強く残ってる人も多いでしょう。そうです、あの「人の生爪収集家」の皇伊月です。
主人公の蛇喰夢子と共に自分の生爪もはぎ取りにながら、生徒会会計の豆生田 楓と戦いで勝利をもぎ取り一皮むけた皇伊月が、9巻ではなんと話の中心になりストーリーをかき乱してきます。これが非常に素晴らしかった。
正直、蛇喰夢子様に関してはもうギャンブルで「イヤーン!負けちゃうー!ああぁー!たまらなーい!」ってやってもらってればOKくらいの立ち位置になっていて「主人公って誰だっけ?」位の存在感の薄さ。
が、今回は「蛇喰夢子」がいると言う事が肝のギャンブルになっていて、正直ギャンブルのトリックやイカサマの内容よりも、「皇伊月」と「豆生田 楓」の二人の関係に主点があり、ソコでの話の見せ方とコマ割りが非常に秀逸です。
皇伊月の見開きでの「そこまで耄碌してしまったんですか?」はぜひとも見て欲しい圧巻の一枚です。
「賭ケグルイ」9巻で怒濤の復活をみせる「豆生田 楓」
はい、コレが今回の9巻の大一番の見所なのですが、あの豆生田 楓が怒濤の大復活を見せます。
あの蛇喰夢子に敗れ100億もの負債をかかえ頭髪も白髪になり、人間的に崩壊してしまっていたあの豆生田 楓が恐ろしいほどかっこ良く大復活です。コレはマジで泣いちゃうくらいカッコいい。っていうかボクは泣きました。もう素敵。
「さァ ともに滅びよう 皇 伊月!」にはマジで目玉から涙が飛びでます。今回の名シーンの一つです。っていうかこの巻名シーン多いんだよホント。
この大復活を支えるのが今巻で話の中心になっていた皇伊月なのですが、この二人のやり取りがもう涙ちょちょぎれるほどいいのですよ。もう夢子だけ。「イヤーン、負けちゃうーたまらなーい!」とか言ってんの。
今回は、ちょっとカイジやアカギ、嘘喰いとは違うギャンブルマンガの一角として変貌しそうな「賭ケグルイ」の一角を見れた気がします。やっぱりちょっと「ガンガン」っぽいから、その辺の塩梅が上手なんだろうな。
「賭ケグルイ」9巻 まとめ
今回の「賭ケグルイ」9巻では蛇喰夢子や早乙女芽亜里はそこまで活躍しませんが、この「皇伊月」と「豆生田 楓」の二人の関係を存分に楽しめる神巻です。
「えー?そんなにその二人すきじゃないんだけどなー」って人、大丈夫ですよ。ボクも全然好きじゃなかったというかむしろ「豆生田 楓」に至っては大嫌いだったのですが、読み終わる頃には「豆生田さま!!ついていきます!」になってしまいますよ。
さぁ、「賭ケグルイ」の選挙戦は一体どうなっていくのでしょうか。
早乙女芽亜里と副会長のあの関係もどうなっていくか非常に気になりますし、このまま豆生田 楓がどこまで進撃していくのか、それともやっぱりあっさり会長に負けて「やっぱ会長すげー!」になるのか。
いやー、目の離せない展開になってきましたね。
このまま引き続き新刊を追っていきたいと思います。
それでは!また!