どうも、みなさまオハコンバンチワ。ペロでございます。
今日は決して新しくはないのですが、是非ともオススメしたいこちらのマンガをご紹介!
水上悟志氏の名作「スピリットサークル」でございます!
いやぁ、最初絵でちょっとキツイかと思ったけマジでよかった。
今回も極力ネタバレを避けて書いていますので安心してお読みください!
それでは!行ってみよう!
「スピリットサークル」あらすじ
桶屋風太は中学2年生。平凡な中学生生活だったはずが額に大きな傷のある美少女の転入生・石神鉱子の出現によって一変する事に! 壮大な輪廻転生スペクタクル!
引用 : Amazon
「スピリットサークル」で繰り返される前世での因縁
いきなり転校生の少女に「ここで会ったが100年目!」みたいなこと言われて、謎の少女との因縁を知るために前世で何があったのかを明らかにしていくというものスゴイ壮大なこの作品。
そしてその前世は全部で7代分もあり、主人公はその一つ一つを順番に追体験し過去の自分の仲間に触れ、少しずつ精神を壊しながら謎を解明して行きます。
この前世帰りでスゴイ面白かったのが「自分の人生の行動結果」を知れるということ。
自分の決死の行動や皆の為と思ってとった行動が果たしてどうなったのか。コレを長年因縁のある転校生の少女から事細かに教えてもらえるのです。(まぁ大半がバッドニュースなのですが)
実際に生きていても知ることのできない自分の没後の世界。果たしてソレを知るのは良いか悪いのか。
ボクはどっちだろーなー!知りたいかなー!
作り込まれた物語を伏線で散りばめる「スピリットサークル」
さて、当然の如くといってはアレですが「スピリットサークル」では様々な年代でのいろいろな愛のカタチがオムニバス映画の様に登場します。
恋愛から家族愛、親子愛から友情愛まで非常に繊細に各前世に散りばめているのですがそのどれを取っても、本当に短編で映画にしてもいいくらいの良いテーマが盛りだくさん。
しかも、ソレを伏線として上手にストーリーにぶっ込んで来るんです。
個人的ビックリしたのは「落ち武者の霊」。ストーリー的に大きな伏線ではないけど「行き当たりバッタリjなく本当作り込んであるんだなー」とぶったまげました。特に最終巻は『大伏線回収祭り』みたいになっているので伏線好きにはたまらないかと。
ストーリーが段々ととんでもないスケールになってくるので、そこが唯一好き嫌いが分かれそうだけどマンガ好きには是非とも読んで欲しい、「知る人ぞ知る」的なマンガでございまする。
「スピリットサークル」まとめ
今回の「スピリットサークル」で何が言いたかったかというと
- とにかくストーリーが壮大で映画レベルの読み応え!
- 登場する様々な愛の形が切なくて本当に素敵
- 伏線回収祭りにミステリ好きのボク大歓喜
ということでございます!
いやぁ、この漫画全然知らなかったしサンデー系かと思ったらヤングキングコミックスなの?ヤングキングってシマウマとか外道の歌とかだよね?
マジで?一緒の雑誌なの?
半端ないなヤングキング。マジでごった煮だな。
というわけで、なんかヤングキングらしからぬ「スピリットサークル」ですが是非とも漫画ファンで未読のみなさま、おすすめでっせ。
それでは!
また!